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命~タイセツサト、トウトサ~

第11章 第十一章【孤独】

~美成子~

起きたら、もぅ秀太わいなくて
手紙が置いてあった

『明日は学校来いよな!!』

(笑)秀太が待っててくれるなら
いこうかな?

今は3:40
深夜のか…
とりあえず
目が腫れないように
蒸したタオルを目の上に置いて
もう一度寝た

------
チュンチュン

美:「んぁーー」

いまわ?8:00
かぁ。
…って、8:00!!!!

急いで制服に着替えて
家を飛び出した

ハァハァ
着いた

美:「すいません!!
  遅れました!!」

先:「久しぶりだな
  すやれ?」

っつ
郁のせきには、一輪の花が
置いてあった
ヤバい。泣きそう

言葉に発さなかったが
なくな?
と言ったように見えた

女:「よく学校これたね(笑)
  郁君が死んだのもあの女のせいじゃん」

やっぱり言われると思った
だから、来たくなかった…

先:「郁君から手紙を預かっている」

『みんなへ
 俺は、白血病で入退院を
 繰り返していました
 今は入院しているんだけど  
 何か、個室だから寂しいね
 たまに、サンが、美成子のことを
 話によくきたよ(笑)
 美成子は来なかったけどね(笑)
 これからも、みんな仲良くやっていって
 下さい。人のことを悪口言うのは
 最低ですよ?仲良くやっいてね!!
 
               郁より』


先:「後藤!!」

美:「はい」

先生が、私に手紙を渡した

先:「これは、郁君からの
  お前への手紙だよんでみろ」

私は、その手紙をよんだ
すっごくながったるい
手紙かと思いきや
一枚しか入ってなかった

『美成子へ




       あいしてる




            郁より』

私はそこに泣き崩れた
長ったるい文章より心に響く
これからもと言う意味も入ってるような
そんな気がした

美:「ぅわわわわん(泣)」

秀太は、私を立たせ
机まで付き添ってくれた

美:「あ…りが…と」

声が震えて上手くしゃべれない
秀太は、にっこりと笑って
『ん』と言った

この手紙は、何よりも大切だよ
例え彼氏ができてもあなた以上には
愛せないだろう、でも
幸せにいきるね?
私も…あいしてる

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