ケイウス
第5章 主人公
「ケイウスとか、始めて見た。」
死ぬかと思った。
「ハッハッハ--、ヒッヒ、ゴホゴホ。あー、笑いすぎてむせた!アンタね。ビビり過ぎ。」
そりゃビビるだろ。知らなかったんだから
「だいたいな、外に飛ばなくても良かったんじゃ無いか?」
笑いがピタリと止まり、早乙女が近付いて来る。
「始めて口、開いたね。」そう言って
ポンっと人差し指で唇を触られた。
「おまっ、口っ!」
手で拭こうとしたら、止められた。
「レアだから、とっときなさい。」
そう言いながら、俺を通り過ぎて後ろに歩いて行く
「あの、早乙女?」
「だめ。夕美って呼んで?」
耳元でつぶやく。
「いや、それは…まだちょっと恥ずかしいから…さ」
つい、顔が紅くなる。
「…夕美って呼ばないと、キスするよ?」「えっ?早乙女…それって」
思わず後ろを振り向く
「!!!!????」
息が止まる。
「えへへっ。しちゃった…」
今、何が!?
「早乙女…」
「夕美って呼ばないと、もう一回だよ?」
「夕美…。今、何を?」
「…キス。」
二人。向き合って話す
「どうして?」
「君を落としたくなったから」
「それって…」
「さぁ、学校、廻ろっか。」
夕美が立ち上がり、手を差し出す。
「えっ?でも「野暮な事聞かないの」
また人差し指で唇をふさがれた
死ぬかと思った。
「ハッハッハ--、ヒッヒ、ゴホゴホ。あー、笑いすぎてむせた!アンタね。ビビり過ぎ。」
そりゃビビるだろ。知らなかったんだから
「だいたいな、外に飛ばなくても良かったんじゃ無いか?」
笑いがピタリと止まり、早乙女が近付いて来る。
「始めて口、開いたね。」そう言って
ポンっと人差し指で唇を触られた。
「おまっ、口っ!」
手で拭こうとしたら、止められた。
「レアだから、とっときなさい。」
そう言いながら、俺を通り過ぎて後ろに歩いて行く
「あの、早乙女?」
「だめ。夕美って呼んで?」
耳元でつぶやく。
「いや、それは…まだちょっと恥ずかしいから…さ」
つい、顔が紅くなる。
「…夕美って呼ばないと、キスするよ?」「えっ?早乙女…それって」
思わず後ろを振り向く
「!!!!????」
息が止まる。
「えへへっ。しちゃった…」
今、何が!?
「早乙女…」
「夕美って呼ばないと、もう一回だよ?」
「夕美…。今、何を?」
「…キス。」
二人。向き合って話す
「どうして?」
「君を落としたくなったから」
「それって…」
「さぁ、学校、廻ろっか。」
夕美が立ち上がり、手を差し出す。
「えっ?でも「野暮な事聞かないの」
また人差し指で唇をふさがれた