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ケイウス

第6章 外伝。戒斗と夕美

今から1年前……
これは戒斗と夕美の話…………

タンタンと階段を駆け上がり
夕美は扉を開けた。
ここは屋上。
「何か用か?」
そこには、戒斗が寝ていた。
「あのさっ。授業、出てくれないかな?」

「嫌。めんどくせぇ」
そう言いながら、夕美とは逆側に
寝返りを打った…筈だった…
だが、目の前には夕美がいる。
どっちを向いても夕美がいる。
「ハァ…」
ため息をつきながら起き上がる。
「ハゲ(担任の先生、この時は、まだ1年なので今とは担任が違う。)に言われて来たのかと思ったら、…クリスに言われたのか?」
シュンっと音がして戒斗の前に夕美がワープする。
「……っと。そうだよ?良くわかったね?」
戒斗は伸びをしている
「まぁ、どっちにしても、授業には出ねえよ。」
夕美は、ぶー、と膨れる。
が…戒斗に近付いていく
「何だよ。まだ用があるのか?」
夕美はニィーっと笑って、戒斗の耳元で囁いた。
「授業、…出ないとキスしちゃうよ?」
そう言った瞬間、戒斗が振り向き。
戒斗からキスをした。
「!!!!????」
夕美は呆気に取られ、離れようとするが、戒斗が離さない。
「……ッ……ハァ……ッッ……!!」
戒斗が舌を入れ、夕美の
口の中を舐め回す。
「……ダメ!ッ……ッ……ハァ……」
夕美の口からは唾液が流れている。
腰砕けになり、戒斗に支えられたまま、
戒斗の成すがままにされている。
「……チュプ……ンッ…ンハァ……ゥッ……」
夕美はそのまま、寝かされ。戒斗はディープキスを続けていた。
「ンンッッ!!………ン…ハァ…ハァ」

終わった頃には夕美は意識が朦朧とし、キスだけで2回もイキ、服の上からでも判るくらい濡れていた。
「キスは充分か?…じゃあ、もう行くからな?」
そう言って戒斗はドアに向かって歩き始めた

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