
ケイウス
第1章 始まり
「こちら三号機!敵部隊の接近を確認!機体にALGINUS(アルギヌス)のマークが見られます!!」
ケイウス軍3号機パイロット
本庄(ほんじょう) 光(ひかり)
「(了解!迎撃の準備をします!ライトフィールドを展開!ケイウス軍二号機!三号機!出撃!)」
通信の相手は艦長のクリスティー
「了解!」
「女なんだし無茶すんなよ!」
そして2号機パイロットは
金華(きんか)戒斗(かいと)
「余計なお世話よ!…私より弱いくせに」
最後の一言に戒斗の耳がピクリと反応する…
「あ゛?まだ二勝三敗一引き分けだ!」
「私が一勝上回ってるのよ」
フフンと鼻を上向け、見下した顔をする
「あれは!…(ここで言い合いしてたらキリがねえ…ここは大人になろう。)…」
「言いかけて止めるなんて、子供だわ
(プチっと音がして、また今日も戒斗がキレるのか)」
「(大人だ…大人になれ!俺!抑えろ…フー)何でわざわざ宇宙で喧嘩しなきゃ
なんねぇんだよ!」
「(以外、キレないのね…)なら早く認める事ね!早く地球に戻りたいでしょ?」
戒斗の周りの雰囲気がガラリと変わる
「………来るぞ!」
「無視すんな!」
戒斗の乗っているロボットの羽の部分から青い炎が出る
それと同時にロボットが向いている方向に弧を描き、飛んでいった
秒速1400メートルのスピードで宇宙を駆け回る。
「私のS.W(スペースウェポン)はそんなに速さ重視じゃ無いのよ」
そう言いながら光のS.Wは腰に掛けてあった銃を取り出す
光のS.Wが銃に手を添えてエネルギーを送り込む
すると銃口の部分がガチャガチャという音をたてながら伸びていく
カキンという音をたて伸び終わった銃は完全なるライフルの形に変わっていた
その長さ約四メートル
その銃を両手で構える
「よし…ターゲット補足!ロック解除!発射します!」
ライフルから出たのは実弾では無くエネルギー状の物だった
正に光の矢と呼ぶにふさわしいだろう
「いっくぜー!」
一方、速さを武器に戦う戒斗。
S.W3号機の両手の先から剣が現れた
剣は腕部分に内蔵されており、
折りたたみ式になっている。
正に相手にそれを振り下ろそうとしたその時
その相手を光の矢が貫いた
「ふっ…楽勝ね」
光が敵が残っていないか確認しようと思いモニターを見ると丁度戒斗から通信が入った
