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ケイウス

第1章 始まり

「何?」
冷静な光に対し…
「お前な…俺を殺す気か?」
戒斗は冷や汗をかいていた

「ううん!そんな気ないよ」

「今殺しかけたぞ!」
やはり戒斗は必死だ…
「死んでないし良いんじゃない?」

「良くねぇよ!」
怒鳴っている

「あのねぇ!勘違いしないでよ!私はあんたを殺したくないとは言っていない!どうでも良いから!たまたま死ぬんだったらそれで良いじゃん!」

「………………………いやいや!駄目だろ!一瞬納得しそうになったわ!そんでお前な!」
「まだ分からない?私はあんたが五月蝿かったら!邪魔になったら何のためらい無く殺すって言ってんの!分かった?」
さっきまで敵に向いていた銃口は
今、戒斗に向いている
「分かりました………だから銃構えんの止めて」

「宜しい」

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