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夏、空。

第6章 佐藤友香side



勉強はちゃんとしていたため、第一志望に受かり、優翔と同じ高校に行けることになった。



だけど優翔は前よりも爽やかで、眩しくて、なかなか近づけない人になっていた。


声をかけることはできたけど、何を話そう。


しかもあまり私に笑わない。


そんな優翔なのに、あの子には優しく笑って、楽しそうに話して。


なんで私じゃないの?


いつの間にか嫉妬心でいっぱいだった。

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