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夏、空。

第7章 朱色



でも気持ちが変わるはずもなく、なんとか説得してきたらしい。


もしかしたら倒れたのは俺のせいかも。

と私に話してくれた。


私は胸がいっぱいで、申し訳ないとしか思えない。


気づいたら足が動いていて、保健室に向かった。


後ろから優翔くんの声が聞こえるけど、今は無視。

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