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｢あそこだ!やはりｿﾞﾌｨｽ達が戦っていたんだな!｣
ｻﾝﾋﾞｰﾑの声が少し先で聞こえた､その先にﾍﾘがある､ﾊﾙﾄとﾊﾙﾄに肩を借りている清麿は皆より少し遅れていた｡
｢勝ったみたいだな｣
｢そうだな｣
ﾊﾙﾄと清麿も交互にいった､ﾍﾘの前に着くと､怪我だらけのｼｪﾘｰとﾌﾞﾗｺﾞに気絶しているｺｺと縄で縛られているｿﾞﾌｨｽがいた､ﾌﾞﾗｺﾞとｿﾞﾌｨｽとｺｺはﾍﾘに乗っていたがｼｪﾘｰはﾌﾚｲﾙを杖にして立っていた｡
｢終わったんだな｣
｢ええ｣
｢ｼｪﾘｰ､ｺｺは…｣
ｷﾗが心配して聞いた､ｼｪﾘｰは微笑んで､
｢記憶をｿﾞﾌｨｽと会う前に戻してもらえることになったわ｣
｢そっか､よく頑張ったね､ｺｺ｣
外からｺｺを見て言うｷﾗ､ｼｪﾘｰの右手の指輪が割れていた｡
｢ｼｪﾘｰも割れたんだね｣
｢ｷﾗも?｣
｢うん､ｺｺの力は凄いや｣
ｷﾗとｼｪﾘｰが話していると､
｢ｼｪﾘｰお嬢様!足の怪我が心配です!!｣
｢今行くわ!!｣
ｼｪﾘｰがﾍﾘに乗り込んだら､上昇し始めたﾍﾘ､
｢今回は皆と戦えなかったけれど､感謝しているわ!気を付けて帰ってね!!｣
ﾊｯﾁを閉めながらｼｪﾘｰは叫んだ､ﾍﾘがどんどん遠くなっていった｡