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金色のガッシュ×ガンダムseed クロス二次創作

第7章 突入

なんとウマゴンの本名がシュナイダーと言ったのに驚き、ハルトの通訳の力が芽生えた。
「貴方達、何をしているの?」
レイラが小瓶を持って戻って来た。
「レイラ、それは?」
ハルトは、レイラに聞いた。
「良い物よ、ハルト、手を出して。」
「あ、ああ…」
ハルトは、レイラの言う通りに手を出した、レイラは小瓶の蓋を取り、中の光石をハルトの手に出す。
「これは?」
「それ、瓶から出すと、すぐに光が消えるの、早く胸に押し当てて。」 ハルトは、レイラの言う通りに胸に押し当てた。
「あっ!凄い…体の痛みが消えていく…体に力も…」
ハルトは、石を離し、まじまじと見る、まだほのかに光が残っていた。
「レイラ、これは?」
「私達を石から解放した、月の石の光よ、どういう原理で出来ているかは分からないけど、これの本体は、もっと大きい石で、本当はいけないんだけど、削って小瓶に入れて持ち歩いているの、ほら、他の皆も…」
レイラが他の皆にも石を渡す。
「この石が本当は何かの為に造ったのだろう…」
「え?」
ハルトの言葉にレイラが反応する、「何でもない。」石を握り、レイラの方へ向き直る。
「そういえば、町の方へ千年前の魔物達が1班行ったわ、その中に魔物を探すのが得意な子がいるの、早く行かないと、貴方達の仲間がやられてしまうわ。」
皆が目を見開く。
「シュナイダー!俺達を町まで乗せて走ってくれ!!」
「メルメルメー!!」
清の頼みを胸を叩いてOKを出す。 「よし、第二の術だ!あっちの方がスピードがあった!!第二の術ゴウシュドルク!!!」
「メルメルメー!!」
ウマゴンがまた、鎧を身につけた、ハルトはレイラに向かって手を出す。
「レイラ、君も一緒に…」
「いいえ、行けないわ、月の光が途絶えるのが怖いの…でも安心してダルモスがいなくなかったし、誰も私の裏切りを知らないから。」
レイラは、ハルトの意見に否定し、安心させるように言った。
「分かった、レイラ、また来るから…待っててくれ!」
「えぇ、待っているわ…」
シュナイダーに乗り、皆は町へ向かった「待っているわ…か…変ね、ゾフィスの方が力も強いのに…あの子達に期待しているなんて…」
レイラは、町の方を見ていた。

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