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金色のガッシュ×ガンダムseed クロス二次創作

第10章 千年間!その苦しみ!!

「何だろう、あれは…」
「皆、気を抜くな、あれの役割は恐らく…俺達を攻撃するもの!!」
星たちがビームを撃ってきた、散開して避ける3組。
「ザケル!!」
星たちはザケルを軽やかに躱す、ハルトは何かに気付き、
「皆!壁ぎわまで走れ!!」
3組は同じ壁ぎわまで走った、星たちはそれを追うようにビームの雨を降らしてくる。
「何か作戦があるのか?」
アルが小声でハルトに訊く、ハルトは頷き、「星たちは一定の距離を置いている、そして星たちの動き方が何かに反応する事で動いている気がするんだ、例えば音とか…」
その時シュナイダーが蹄を引きずり、ビームが一斉にくる。
「第二の術ラシルド!!」
雷の盾がビームを受け止め、跳ね返す、いくつかは星たちに当たった。「やはり音か…シュナイダー、この部屋を単独で走り回ってくれ、それから俺の指示に従ってくれたのむ」 シュナイダーが部屋を走り回る、
「ゴウ・シュドルク!!」
「シュナイダー、壁を駆け上がれ!天井に近づき、天井を崩してくれ!」
撃ってくるビームを躱しながら、指示を飛ばす。
「メルメルメー!!」
シュナイダーが天井を崩した、それと同時にハルトとゼリアが走り出す。
「ハルト、何処まで走れば…」
「ストップ!!ここだ、星たちの一定の距離は円運動によるもの…つまりこの下に敵はいる、ザケル!!」
ゼリアが地面に向かってザケルを当てる、すると、パムーンと本の持ち主ランスが現れた。
「ホゥ…やはり、ここまで来るだけあるな…」
「姿を現したな…名は?」
名前をいきなり訊かれ驚くパムーン 「俺の名はパムーン、本の持ち主のランスだ、隠れてて悪かった、この星たちを操るには、強い集中力と技術が必要でね」
「千年ものブランクをうめる為の…トレーニングと言ったところか?」
サンビームが冷静に訊いた。
「バレていたか、当然だな呪文も一番弱いのしか使っていないし、最初はぎこちなかった星たちも今では手足のように動かせる」
戦いが始まった。

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