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｢ﾗｰｼﾞｱ･ﾆｭﾙｾﾝ!!｣
ﾋﾞｮﾝｺが泡を吐き､ﾍﾞﾓﾙﾄを転ばせる
｢ﾊﾟﾃｨ､ｱﾙ､やったｹﾞﾛ!!もう充分月の石から離したｹﾞﾛ!!｣
｢ﾋﾞｮﾝｺ!私を月の石のそばに!!｣
｢ｷﾞｶﾞﾛﾛ･ﾆｭﾙﾙｸ!!｣
｢甘いわ!!ﾊﾞｳﾛ･ｳﾙｸ!!｣
ﾍﾞﾓﾙﾄが背中の翼でﾊﾟﾃｨ達を追う
｢しまった!こんな術を!?ｱﾙ!!｣
｢無理だ!ﾊﾟﾃｨ達にも当たる!｣
ﾊﾟﾃｨ達は殴られﾊﾟｰﾄﾅｰ達の方へ飛ばされる
｢ﾃﾞｨｵｴﾑﾙ･ｾﾞﾓﾙｸ!!｣
ﾊﾟﾃｨ達に向かって攻撃する
(ﾏｽﾞｲ当たる!?それに後ろにはｳﾙﾙもｱﾙｳﾞｨﾝも…ｷﾗさんとｱﾙが走っているけど､間に合わない!!)
｢ｱﾙｳﾞｨーﾝ!!｣
ﾋﾞｮﾝｺがｱﾙｳﾞｨﾝを呼び､ﾊﾟﾃｨの前に出る
｢えらいぞ､ﾋﾞｮﾝｺ!ｷﾞｶﾉ･ﾆｭｼﾙﾄﾞ!!｣
ジェル状の盾で防ぐが､そのまま後ろに殴られる､近くにいたｳﾙﾙとｱﾙｳﾞｨﾝも飛ばされる､ｷﾗはｱﾙに庇われる
｢ﾊﾟﾃｨ!ﾋﾞｮﾝｺ!ｳﾙﾙさん!ｱﾙｳﾞｨﾝさん!｣
ｷﾗは叫び､ｱﾙが必死に守る
｢うっ…!｣｢ぐ…(俺の本にも…)｣
ﾋﾞｮﾝｺの本は燃え上がり､ﾊﾟﾃｨの本にも火がつくﾋﾞｮﾝｺにｷﾗやｱﾙ､ｱﾙｳﾞｨﾝにｳﾙﾙが集まる､消え掛かっているﾋﾞｮﾝｺをﾊﾟﾃｨが抱き起こす
｢大丈夫ｹﾞﾛよ､本が燃えて魔界に帰るだけｹﾞﾛ…それよりﾊﾟﾃｨ､ｱﾙ､ｵｲﾗ､これでｶﾞｯｼｭ達の仲間になれるｹﾞﾛか?｣
｢当たり前だろ…｣｢勿論よ…｣
｢そしたらﾊﾟﾃｨも一緒に…魔界で遊ぶｹﾞﾛよ…ｱﾙも皆で手を繋いで一緒に…｣
ﾋﾞｮﾝｺは魔界に帰って行った
｢ｷﾗさん､ﾅｲﾌ持ってる?｣
ﾊﾟﾃｨの言葉に戸惑いながら頷く
｢ｳﾙﾙ!最後の賭よ!私の言う通りに…ｷﾗさんとｱﾙは皆の為に心の力を溜めて､月の石の破壊は任せて!お願い!!!｣
ｷﾗ達は頷き､ﾅｲﾌをｳﾙﾙに渡す
｢さあ､追い詰めたぜ!お前もすぐに…｢ｱｸﾙｶﾞ!!｣おおっとお!なんだこの直接攻撃は!?もう作戦を考える力もねえか!?｣
ｳﾙﾙは無視し､
｢ﾊﾟﾃｨ!最後の呪文だ!!｣
煙でﾊﾟﾃｨの髪しか見えず､だがそこに向かって
｢無駄なあがきはみっともねぇぜ!!ﾃﾞｨｵｴﾑﾙ･ｾﾞﾓﾙｸ!!｣
ｳﾙﾙといると思われるﾊﾟﾃｨに向かって攻撃をした､その時微かにﾊﾙﾄの手が動いた