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金色のガッシュ×ガンダムseed クロス二次創作

第12章 頂上決戦!VSベモルト!!

「間抜けね、ベモルト!月の石は壊させてもらうわ!!」
髪を切り、岩に括り付けたダミーから離れて、月の石の真下にいるショートカットのパティがベモルトに向かって叫ぶ。
「ベモルト!目標を変えろ!あの小娘を狙うんだ!!」
ウルルに向かっていた攻撃が止まる。
「パ…!!」
「これでいいのよウルル、これ以上本が燃え尽きるのを待ってたら、ウルルがベモルトに殺されちゃう…そこに、無事魔界に帰れたところで…こんな酷いことをした私と誰が友達になってくれるの…?さあ、ウルル撃って!!早く―!!!」
「スオウ・ギアクル!!!」
月の石を見事に破壊したパティ、だが…
「くそ、てめえ生きて帰すと思うなよ!!ゼモルク!!」
パティに向かって伸びる爪…
「パティ、パティ!!!」
(さようなら、ウルル…ゴメンネ、レイラ、千年前の魔物達…心を操ってた人間達…ゴメンネ、ガッシュちゃん…)
パティに突き刺さりるその瞬間!
「ヌァァァア!!」「バオウ・ザケルガ!!!」
シュナイダーに乗ったガッシュがパティを助け、ゼリアが爪に向かって攻撃した。
「パティ大丈夫か!?スマヌ!目を覚ますのが遅れたのだ!!よくぞ月の石を壊してくれたのだ!!」
「ガッシュ…ちゃん…」
地面に着き、ガッシュが抱えてパティを下ろした。
「お手柄よ、パティ!よくやったわ!」
「お願い、ガッシュちゃん、皆!!この魔界の王を決める戦いが終わったら…魔界に帰ったらビョンコと仲良くしてあげて!!私はいいの、酷いことをしたから!でもビョンコは…あの子は一生懸命頑張ったの!魔界で仲間外れにしないで!!」
パティは泣きながらお願いした、キラが何か言いたげにしていたが、
「何を言うか!?パティも同じ仲間ではないか!?パティもビョンコも大事な大事な友達だ!!」
ガッシュも涙を流して言った。
「パティはよく頑張ったじゃないか、最後の最後まで諦めずに…」
キラも言った。
「有難うガッシュちゃん…キラさん…有難う皆…有難う…」
パティも魔界に帰って行った。

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