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涙が出るほど好きだよ

第2章 初日




「え~、これから専門部の
 役員を決めていきたいと
 思います。」


先生が言った。






「莓 何の係する~?
 一緒のしよ」


すかさず桜が後ろからつっついてきた。



「とにかく楽なのがいいな~」
「楽なのと言えば生活部?」


もうどれでもいいや。
楽なのになれますよーに
楽なのになれますよーに






「じゃあ 全員黒板に
 自分の名前と希望する係を
 書いて下さい。」




ガタッガタッ



それぞれ椅子からたちあがって黒板に書き出す。


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