涙が出るほど好きだよ
第3章 やっぱり好きです
そんな…
そんな笑顔向けられたら喋れないよ。
きっと私顔真っ赤。
眠気なんて飛んじゃったよ。
私 嫌われてなかったのかな?
どっきんどっきん…
「ば…ばかじゃないよ!
失礼だなー!」
「いや、どう見てもばかだろ
見た目からしてばかっぽい
もん。
しかも昨日教室入るとき
派手に転んでたし。」
「なっ…」
こいつ大人しい顔して…
「あーれーはーたまたま!
段差が見えなかっただけ!
しょうがないでしょ~!?」
「おまえ1人だったけどね、
段差が見えなかった人(笑)」
「っ…~~~~~」
「言い返せない感じ?(笑)」