涙が出るほど好きだよ
第1章 入学式
しょぼくれたように愛が
1組の名簿を指差した。
「あーぁあ、離れちゃったね~」
「でも、絶対くらす違っても
仲良しでいようね!
あそうだ!うち毎日3組に
通うよ!」
「うん!ずっと親友!
こんな うざくてきもくて
うるさいやつ誰も相手して
くれなそうだし~
私も毎日1組に行って
あげるよ~ にこ☆」
「うっわ最悪!
うざくてきもくてうるさいは
苺でしょ!?まったく自分の
ことも分からないなんて
頭おかしいわ!」
苺たちはいつものくだらない
話で盛り上がっていた。