テキストサイズ

涙が出るほど好きだよ

第5章 甘い味




「さっとりあえず教室戻ろっ
 頭と喉はもう大丈夫?」


「うん、大丈夫~って
 あんたたちがそうさせたん
でしょ(笑)」


「ごめんって~
 痛いの痛いの~とんでけ~!」


ゴンッ


そう言って真琳は私の頭を思いっきり叩いた。






もう…今日最悪…


私はひりひりする頭を押さえた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ