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涙が出るほど好きだよ

第6章 甘酸っぱい



木田が私を見る。

どきん…



「あ、これごめんね。
 将生の野郎が投げたの。
 私じゃないから。」




木田は将生をぎろりと睨み付ける。




「風真ごめんって~
苺のテストみてほしくてさぁ~
 なんと16点だよ~」



「将生ぃ!」


もうクラスのみんなにばれた。
将生のくそ。


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