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涙が出るほど好きだよ

第6章 甘酸っぱい







そして
あっとゆう間に夏休みになった。

1の3のお泊まりは明日に控えている。



私は家でパジャマを選んでいた。


無意識に可愛いパジャマに
手がいく。木田を想像しながら。

少しでも可愛いって思って
もらえたらな…、



その時

「苺ー?桜から電話!」

お母さんが叫んだ。




私は受話器を手に取る
「もしもし」


「あっ苺ー?
 明日のパジャマさあ
 一緒に甚平にしない?」


「あ、それいいかも~
 甚平にする~」



これで私のパジャマは甚平になった。



甚平って可愛いかな…



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