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大切な人だから…

第2章 出会い

今日は、入学式。
真新しい制服に身を包み、
桜が舞うこの道を歩いているのは、
近藤愛空(こんどうあいく)。
どんなクラスになるのかな?
部活どーしよ。先輩って、怖いかな?
勉強大変?恋できるかな?
中学ってどんなところか、
思い浮かべてた。

「愛空!!」
そう呼んだのは、小学校六年の時同じクラスでイツメンだったメンバー。
「愛空、遅いよー。中学生活1日目から遅刻する気?」
「ごめん、ごめん。」
「中学になっても変わんないねー(笑)」
「マイペースすぎて、みんなについていける?(笑)」
「大丈夫。多分、、、。」
「まぁ、愛空はそこがいいんじゃない
いい意味で。」
「まぁーね!!」
変わらないメンバー六人でおしゃべり
それが私にとって最高に楽しい時間。
あなたに出会うまでは、、、。

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