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大切な人だから…

第2章 出会い

緊張しながら、私と詩織は1ー2へ
入った。
クラスは知ってる人ばかりだった。
それもそのはず。
私達の中学は、N 小学校、O 小学校、S 小学校からほとんどの生徒が来るのだから。
N 小学校、私達の出身校。約7割はN 小学校の生徒だ。
O 小学校、約2割はO 小学校の生徒。
S 小学校+その他の小学校、約1割。
だから、私達N 小学校から来た生徒は
クラス替えのような感覚だ。
逆に、N 小学校ではない小学校から来た生徒は、緊張していた。
とりあえず、私は自分の席を確認し、座った。
私の席は、窓側の前から三番目。
空が好きな私には、とても嬉しい席。
「愛空、いいなー。その席、うちなんであそこだよ。ないわー。」
「いいじゃん、詩織。まぁ、しょうがない。」

「おはよー。愛空、詩織。一緒のクラスだよ。嬉しい。」
優菜(ゆうな)、才加(さやか)がやってきた。
「4人でいようね。」
「うん。」
この時、私は中学が楽しくなるような予感がした。
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