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▽たくさんの幸せをありがとう。

第4章 4.友達から彼カノに…

だから私言っちゃったんだ…

「学校で話せないの寂しい…」って。

そしたらけいたは、「だから別れたいって?」って少し怒り気味の口調で言ってきたの。


私は慌てて、「全然そんなんじゃないよ」って言った。


けいたは安心したように、「俺は学校ではそんなに話そうとは思わない」って言われちゃった。



正直ショックだった。
このままじゃ私たちただのメル友じゃん…


ちょっと気まずいまま私たちの電話は終わった。


今思えば、これが私の最初で最後のわがままで、最後の電話だったんだ…。

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