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秘蜜

第6章 奴隷解放

すると

鷹松君がいきなり顔を上げました。

さっきまで寝息をたてていたのが
嘘みたいに、いつも通りの顔で。


私はばつが悪くなり
慌てて目をそらしました。


鷹松君は言いました。




「見んなよ」



「みみ、見てませんけど・・・」



なんでしょうこの人。

なんでわかるんでしょう。
てか嫌なら起きればいいのに。

鷹松君はにやっと笑いました。



「今度こそ寂しくなった?」

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