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秘蜜

第7章 危機一髪

しかし
自分のパート・・・

私はトロンボーンだったのですが
姿が見あたりません。



「あの・・・トロンボーンってどこで練習してるの?」



私が話しかけると
その後輩は答えました。



「あっ、なんか図書室で練習するって言ってました」



えっ・・・


ああ、そうか。
月曜日は図書室休みの日なんでしたっけ。


いくら人がいないからって
音を出すにはもっとも不向きな場所。


一瞬びっくりしましたが、



「あ、ありがとう!」



私は図書室に向かいました。

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