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秘蜜

第7章 危機一髪

私が図書室に行くと

新しい一年生の男の子が、
図書室のカウンターを漁っていました。



「ねえ何?見せたい物って」



二年生の女の子が
いぶかしげに尋ねています。



「待って下さい・・・ここに」



私は瞬間的に

彼が何を探しているのか
察してしまいました。



「ちょ・・・ちょっと待って!」



私は急いでドアを開け
図書室に入りました。

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