テキストサイズ

秘蜜

第8章 恋人疑惑

さっき・・・か。
じゃあ、知らないんですね。


私は、

今朝の騒ぎと
今の噂のことを

鷹松君に話しました。




「ふーん・・・まいったな」



鷹松君は難しそうな顔をしました。



「悪いな。うーん、どうすればいいんだろ」



鷹松君は
真剣な顔で悩み始めました。



「あっ、でも・・・人の噂は115日って言うじゃないですか。黙ってたらきっと皆忘れちゃいますよ!」



私は
自分が当事者だというのに
気楽にそう言いました。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ