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秘蜜

第8章 恋人疑惑

「なんだよその顔・・え、知らなかった?」



複雑な顔をしていた私に
鷹松君が言います。




「し・・・知りませんでしたよっ!!鷹松君の馬鹿っ!!」



私はそう叫んで
梯子に足をかけました。



「ちょ、危なっ・・・」



「っ!!」



私は一段足を踏み外し
地面に崩れ落ちてしまいました。



鷹松君は
梯子を使わずに飛び降りて言いました。



「大丈夫か?」

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