テキストサイズ

バニラ

第2章 裏切り

それは19歳の秋のことだった。

裕子は学校を理由に帰りが遅くなる日が増えた。

どんなに遅くても毎日会っていたのに、次第に会う回数が減っていった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ