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好きです

第6章 過去の話






それから公園で少年に
会うことはなかった。



ある日、知らない少年がいた。



『君がサチ?』



私は頷いた。



『リュウから聞いていた通りだ』



リュウとは少年の名前だ。


『もうリュウには会えないの?』



『リュウから頼まれた。
サチを見守ってほしいって。
俺の名前はソラ。よろしくな』


私達は握手した。


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