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あなたが幸せなら、それでいい。

第8章 友達


そして日曜はすぐにきた。


すこしだけ頑張っておしゃれした(笑)


翔はお昼前に迎えてきてくれた。


でも 特別 行きたいところが
あったわけじゃなかったから、
ドライブすることになった。


色んなところに行った。


車の中では他愛もない話。


だけど、あたしは
ずっと気になっていた。


なんで急にあたしを
遊びに誘ったんだろう?って。


だから 聞いてみたんだ。


『ねぇ なんで あたしを誘ったの?』


すると 翔は
『なんでだろう? うーん。
 気になったから かな。』って。


それを聞いて、
あたしは少し嬉しくなった。


あたしのことを忘れてなかったから。


その言葉のあとに 翔は
『初めて女の子を助手席に乗せた。
 しかも、元カノやで(笑)』って。


あたしは『ほんとに初めてかよ!』
って言っちゃいましたよ。笑


すると翔は真顔で言ったんだ。


『そうだよ。だってなんか嫌だし。
 女の子を助手席に易々と乗せるの。』


って!あたしはよかったのかな?





その言葉に嬉しくなる。


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