俺様彼氏は甘えん坊
第3章 俺様な後輩くん
私の目の前には朝日くんの顔が…。
なんか唇に当たってるような…。
ま、まさか…
これって…キス?
あのマンガやドラマとかで見る…
えっ…
それを私が?
私の頭の中はハテナでいっぱいだった。
しばらくして朝日くんは私から離れた。
「もしかして初めて…だった?」
朝日くんが私に尋ねる。
私は小さく頷いた。
「へぇー。高2で俺より先輩なのにキス初めてなんだ…」
「あ、当たり前でしょ!べ、別に先輩だからってしてるって訳でもないでしょ!!」
「ちょ…なんでそんな怒ってんの?」