俺様彼氏は甘えん坊
第10章 初めて
電話は一方的に切られた。
え…
もうちょっと話したかったよ///
てか最後の"絢さん♪"って…。
音符ついてたよね…。
なんか怖いよ…。
「なんだって?」
「明日学校終わってから俺ん家来いって朝日くんが…」
「えっ!?それってもしかして…?」
詩織は私の顔をニヤニヤしながら見てくる。
な、なによー
なんでそんなニヤついてんのよ…
「もしかしてってなに?」
「絢もついに来てしまったのか♪」
「だからなによー」
私は理解できなかった。
詩織は何を言ってるんだろ…。