俺様彼氏は甘えん坊
第6章 危険な初デート
×絢Side×
あっという間に時間は流れ、土曜日になった。
私はベッドの上に座り、ボーッとしていた。
あれ…。
何か今日あるんだっけ?
何か忘れてるような…。
私は携帯の時計を確認すると、8時半だった。
えっと…
今日は……。
あーっ!!
そうだ…
今日は朝日くんとデートだった。
デートっていうのか分からないけど…。
私は急いでベッドから飛び降り、下に降りた。
「姉ちゃん!朝から騒がしい!」
「あ…祐。あんた今日部活は?」
「昼からですから…」
あら…そう。
下のリビングにいたのは祐だった。