執事とお嬢様。
第1章 お嬢様と執事。
「ひゃんっ!///」
姫羅は思わず声を上げた。
「…お仕置き確定♪」
葵は姫羅を抱き上げると部屋へ向かった。
「誰かきちゃう…///」
姫羅が必死に訴えていると、
姫羅の読み通りメイドがやってきた。
姫羅は咄嗟に目を瞑った。
「え?…お嬢様…裸…!?///」
メイドはくりくりの目を丸くして驚いた。
「お風呂でのぼせてしまったようで…」
葵はいつもの爽やかな顔で静かにメイドに話す。
「そ、そう、ですよね…///」
メイドはお人形さんのような
可愛い顔を真っ赤にして立ち去る。