テキストサイズ

Fire*Flower

第2章 an encounter





「初めまして。小池斗真(こいけとうま)と申します。えっと…新しいこのクラスの一員として宜しくお願いしますっっっ!!」

うん。中1男子にしては礼儀あるし

長身イケメンだと思う…

でも…

私にはなんか逆にかっこ良すぎて近寄りがたい感じに映っちゃうなぁ…

うんまぁ爽やかイケメン少年って感じだけどさぁ(笑)

「えぇ。それでは小池くんとこれから仲良くしてあげてくださいね。それと―」

あはは(笑)また先生の長い話が始まった(笑)

五分は話すでしょうなぁ(笑)





………


「…。」


「コソッあのぉ…えっと…柳田さん?」

えっっ小池くん話し掛けてきTa…←←

あっ、私の学校は大体学校ではジャージなんだけど

そのジャージに皆苗字が書いてあるのです。

…ってか、ちょ…緊張するぅぅぅ(笑)

「コソッはッハイ!柳田ですぅ!」

「あはは(笑)柳田さん初めまして。宜しくね」

「宜しくお願いします!」

「柳田さん元気だねー。下の名前は何て言うの?」

なんか…小さい子扱うみたいな喋り方だなぁ…

まぁ良いけど

「悠里です。柳田悠里っていいます!」

「悠里っていうのか…。可愛い名前だね。まぁ宜しくね」

「えっ…///可愛い名前とかぁ///そんなお世辞良いんですよ!」

「ははは(笑)悠里顔真っっっっ赤(笑)」

私のこと悠里って呼んでるぅぅぅぅ///

私の頬はもう今までに無いくらい真っ赤です(笑)


「柳田さん顔真っ赤ですけど大丈夫ですか?先生の話は終ったので朝の会の続きお願いします。小池さんは…取り合えず廊下側の一番端の空いてる席に座っててください。」

「はーい。」

あぁ…席は遠い…


ちなみに私は窓際の一番端です

まぁ…そこまで運が回ってくるわけ無いし!

しょうがないよね!

よしっっっ朝の会の続き始めよ!


「えぇ…提出ぶっ―」

そして私は無事日直の取り合えずの朝の仕事を終えた

前で喋っている途中星華が怒った顔で私を見てきた気がしたのは…

気のせいだよね??


ストーリーメニュー

TOPTOPへ