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甘く溶かして。

第3章 ホワイトクリスマスーココロの崩壊ー


・・・マジで?

吉野の親居ないってそういう?
ってかミラクルすぎじゃん。
何なの、偶然ばったりって。

ってか、いい年してDデートとか…。

呆然とするあたしが携帯を落としそうになり
吉野が咄嗟に拾う。

その後何やら話をし…

―――ピッ

携帯を切った。

その携帯は手にしたまま

「若菜、ご飯作ってください!」

ぐうきゅるるるr…

というありがちな音と共に
吉野が両掌を合わせてきた。

・・・マジで?

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