テキストサイズ

pseudo-romance

第9章 episode-9

アオイの母は黙って
ベット横のイスに座った。

アオイママ
「ママはアオイの決めた事なら
何も言わない。
でもこれから先は大変よ。
子供を産んで育てるのは、
お遊びじゃないからね…。」

アオイは頷いた。

アオイママ
「今はアオイの体を
元気にしなくちゃね。
赤ちゃんに良い環境与えて
あげないと駄目よ!」


アオイの母は相手は誰?とかは
何も聞かなかった。
ただアオイの体の事と
新しい命の心配だけしてた。


「アオイ!大丈夫か!」
そう言って慌てて来たのが
アオイの父親。

アオイの父は仕事を
早めに切り上げて駆けつけた。
手にはアオイの好きな
洋菓子店の袋がぶら下がっていた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ