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夢幻の蜃気楼

第6章 荒廃世界

僕が育った見慣れた景色とはあまりにもかけ離れていた。
ここはまさしく異世界だ。

一体ここはどこ?
どうして僕はいるの?
石段から落ちたあとに何が起こったのだろうか?

そして僕は“蒼き魔王”と呼ばれている少年に流される。

けれど僕には彼に頼るしかない。住む家も、頼る人間もいないこの世界で、僕は彼にしか頼れない。



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