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青春メモリー

第2章 突然の転校

当然1人暮らしをしている訳なのだ



が、今その1人暮らしが終わりを迎え


ようとしている。



「お父さん、今…何て言った?」



あたしは電話の向こうでくつろいでい



る父を想像しながら尋ねた。




「いや、だからね、本当に悪いとは



思っているんだよ?でも、本当にしょ



うがないんだよ。母さんの決定だから



さぁ。父さん母さんには逆らえない




よぉ。な、良いところだし。」



父はそう言うと電話を切ってしまっ


た。

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