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最初で最後の恋…

第2章 2



あれから5年経った。



5年間ずっと明希と一緒だった。


「相変わらず、琉生と明希君べったりだね」



そういってきたのは親友の瑠奈。



私の大切な親友。



「いい加減、つきあっちゃいなよ!あんた達が本当は付き合っていないことはうちと北斗しか知らないんだから!」



「だって…恋愛感情わかんないし」



周りからは私と明希は付き合ってると思われている。




でも、つきあってはいない。



「よっ!瑠奈に琉生!おはよー」




北斗が無駄にテンション高い状態で来た。



「琉生、顔色悪いぞ?」



心配そうに北斗が私の顔を見る。



「えっ‥大丈夫だよ」


そう、話していると明希がやってきた。



その瞬間だった。




頭の中が真っ白になった。




「あ…きぃ…」



ばたーん!!




大きな音を立てて私は倒れた。



「琉生!?大丈夫か?おいっ!」




明希が心配している…


明希……




私の意識が飛んだ

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