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最初で最後の恋…

第6章 6

明希side


俺の家に寄った。

まだ時間に余裕がかなりあったから、琉生を上げて、休ませた。

「本当に大丈夫なのか…?」

「平気よ」

琉生の横に座っていると、琉生は俺に寄りかかってきた。

「明希…私たちの関係って何?」

突然だったから、驚いた。どういう関係か…

「恋人(笑)」

「えっ…」

「なーんてな」

正直、琉生のことが好きだ。だけど、告ってもいない。

琉生は俺のことどう思っているだろう

考えていると突然、琉生が唇を重ねてきた。

「…んっ!?」

琉生は長い時間重ねてきた。

そして、押し倒してきた。

「なっ、琉生!?ちょっ…」

馬乗りになってきた。

「琉生、ダメ!」

「してよ!」

「また昨日みたいになったらどうすんだよ!お前の母さんにもしないでって言われたし」

「大丈夫!もしなったら、薬飲めば治まるから」

琉生は悲しそうな顔をしていた。

「できるうちに…したいの」

意味ありげな言い方だった。

俺はおれた。

「無理になったら言えよ。…優しくするから」

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