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最初で最後の恋…

第8章 8

琉生side

夜中、瑠奈と明希の部屋に行く予定だった。

部屋は私たち2人部屋だし、明希たちも2人部屋だったから心配なかった。

「瑠奈、先行ってて!」

「わかった!早く来てよ!」

瑠奈が部屋を出てから、私はポーチに薬を入れた。日中入れておくの忘れてた。

バレたくないから、夕食後に飲むはずだった薬を今飲んだ。

「行こう…」

明希たちの部屋どこだっけ?確か、隣は空き部屋だったから、あそこか!

歩き出したとき、突然後ろから呼び止められた。

「こんばんは、琉生ちゃん」

振り向こうとした瞬間、後ろから口を塞がれた。

「んん!?」

そのまま、私は空き部屋に連れ込まれた。

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