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雨上がりの虹。

第1章 いつもと違う朝。


学校につき、テニスコート近くの
空いているスペースに荷物を置いた。

端に置かないと邪魔になるよね!

端に寄せてから…さてやりますか!
まだちょっと早いけど(笑)

「二ノ宮ー!」

ん?誰が呼んだんだろ?
後ろを向くと

「翔大くん!おはよう」

岸辺翔大くん。
同じクラスの男の子。
見た目は金髪で
ちょっと怖い印象だけど…
本当は人見知りなんだって(笑)
それに話してみると面白い。
人間見た目で判断しちゃダメだね!

「今日も1人で練習か?」

と翔大くんは私の近くに座り
隣をトントンと叩いた。
まるで「隣に座れよ」と言うように…
お言葉に甘えて私は座った。

「そうだよ!翔大くんはサボり?」

と意地悪っぽく聞いてみた。
翔大くんは

「内緒にしといて」

と悪戯っぽく笑った。

「今回だけだよ」

翔大くんの顔を覗き込み
笑い返しながら言った。
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