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短編恋愛。

第1章 言えない想い。


「これ、わたしのじゃありません。」

『はは(笑)。これ俺のだよ。
貸してあげる。
じゃ、じゃあね!』

隼人先輩はそういうと
たちさってしまった。
しばらくボ~っと
そこにたちっぱなしだった。

隼人先輩が貸してくれた。

わたしに・・・貸してくれた。


ハンカチをギュッと握る。

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