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赤ずきん?

第3章 パン屋にて

リオは母屋から持ってきた紙袋を渡します


『これ、ちょっと赤ずきんには大人っぽすぎかな~(笑)
でも、これくらい着けてていいわよ』


赤ずきんちゃんが紙袋から出したショーツは


『えっ!これ??』


紫色の紐パンです


『まぁまぁ、履いてみなさいよ』

『………ぅん……』



『………ぇ、えぇーーっ』


そのショーツは只でさえ面積が小さいにも関わらず、大事な部分に切れ込みが入っていました


『クスクス
だって、便利じゃない?
脱がなくても入れられるのよ?』


便利って、なんか違わない?

赤ずきんちゃんはそう思いましたが、口には出せません


『そ、そうなのかなぁ?』


『そうよ~
あっ、パンは明日朝一で届けるわね』


『うん、ありがとう リオちゃん
じゃあ、また来るね』


こうして赤ずきんちゃんはパン屋を後にしました


『はぁ~、何だか疲れちゃった
早くお家に帰ろう』


もうすっかり日が暮れていました


赤ずきんちゃんは家路を急ぎます

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