*えっちな短編小説*
第5章 お嬢様と執事
ウィルはあたしの一言に顔を赤くする。
「…!お嬢様、いけませんよ。」
ウィルは目をそらしたまま言い放つ。
「…あたしを見て、ウィル」
あたしはウィルの目の前まで歩みより、そっと手を伸ばす。
ウィルはゆっくりあたしの方を見て、
「…旦那様にしかられます。私にはお嬢様を抱ける権限がございません。さぁ早くパジャマを着てくださ…」
あたしはウィルの言葉を遮るように唇を被せた。
あたしはそっと唇を離し上目遣いで言う。
「…パパには内緒。あたしとウィルの二人だけの秘密にしよ?」