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lonely doll

第2章 His doll


ちゅ…

『おはよう、マリカ』

「ん・・・」

まるでおとぎ話のお姫様のように、目覚めのキスで1日が始まる

「んン・・・ア・・・」

しかし私が目覚めてキスは終わらず、さらに深く、激しくなっていく

彼の舌が私に絡みついてはなれない

流れ込んでくる唾液が私をおかしくする


「ン…ヤァ・・・ア・・・ッ」

堪えきれなくなり、すでに私にまたがった男の胸を叩いた

彼が唇をはなすと私と彼の混ざった唾液が糸を引いて切れる

視線が交わり恥ずかしさで頬が熱くなるのがわかった

『ほっぺ真っ赤・・・かわいい』

そう言って微笑む彼に胸が高鳴る

格好良い…


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