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君と僕。

第8章 芽生え





人を掻き分けて人溜まりの中心に出れば、そこには倒れている神崎美音の姿。



「美音!美音!!」



あっ
アイツ確か美音の親友の来栖莉緒…


「何があった?」


テンパってるそいつの肩を引いて俺は冷静に尋ねた

俺がテンパったらこいつはもっと混乱するからな。


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