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君と僕。

第8章 芽生え





「高熱だ……。来栖、お前は先生に知らせて来い」


「でも、美音は…!?」


「そいつは俺に任せておけ。ほら、サッサと行け」


「チッ..生徒会長に扱き使われるのなんてごめんだけど美音のためだ。」


舌打ちをすると来栖は駆けて行った


野次馬がザワザワ騒いでいる


「よっこらしょ…」


ぐったりとした美音をお姫様抱っこして俺は、野次馬を通り抜け保健室に向かう


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