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砂糖漬けな関係。

第2章 悪魔のような天使




「・・はい。」


 ずっと隠してきたことだった。今までに男の人と付き合ったことはあったけど、どの人とも進展しないうちに自然消滅してしまった。


「まじか・・・」


 私はすごく恥ずかしかった。19になっても処女なんて、誰にも知られたくなかった。


「ごめんなさい・・・。」

思わず謝ってしまう。



「俺、処女抱くの初めてだけど優しくするよ。」




 秋斗はそう言って、詩保の頭をなでた。



ーーードキン・・


胸が高鳴る。




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