
砂糖漬けな関係。
第2章 悪魔のような天使
「榊さん、今日の新人歓迎会行く?」
初めて話しかけてきたのは、彼からだった。
「歓迎会ですか?・・どうしよう。」
店主のおじさんがフレンドリーな人だから、新しくバイトが入るたびに歓迎会を開いてくれる。
(咲枝が言ってた、最近入ってきた男の子の歓迎会か。)
「出ないの?」
彼は私の煮え切らない返事に、痺れを切らしたようだった。
「えっ、あ、あの・・・」
返事に迷って言葉が出てこない。
(どうしよう!咲枝が行かないなら、行っても話せる人いないし・・)
「じゃあ、この後店の前で待ってて。店長には欠席の報告しておく。」
「えっ!?いや!」
彼が言った言葉の意味をよく理解できないうちに、彼は厨房に入っていった。
これがすべての始まり。
バイト中にかけられたこの言葉がすべてを変えたんだ。
